- 2022年09月06日 4.5対応
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Plugin=ActionTimer
actionを実行する為のplugin。Meter等から実行するのと何が違うのかという点を公式のリファレンスで長々と説明しているが話の要点は以下の3つ。
- Rainmeter Sectionで定義されたskin全体のUpdateとは独立してactionを実行する事が出来る。これによって短いUpdate間隔が必要なactionを実行しやすくなる。
- actionを視覚的に連続して起こす事が容易になる。
IfTrueAction=[!SetOption SomeMeter X "5"][!SetOption SomeMeter X "10"]
上記のような指定だと2つのactionが同cycle内で実行されるので見た目的にはX=10しか認識出来ない。 - Rainmeter Sectionで定義されたUpdateは下限値が16ミリ秒だがこのpluginでは1ミリ秒で動かす事も可能。
注意点としてはこのpluginは視覚効果等の動作時間の短いactionを想定している。Redrawはコストの高いactionなので動作時間の長い物には向かない。
Options
- 全てのMeasure General Optionが有効。
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
ActionList1 ActionList2 ... |
実行するactionのリスト。actionには下記で説明するaction名、RepeatとWaitという専用の2つのコマンドの計3つが指定可能で各actionは「|」で連結する。
ActionList1=Repeat FirstAction, 5, 20 | Wait 5 | SecondAction |
|
Action | ActionListで使用するaction。注意点としてはskinのUpdateとは無関係に実行されるのでMeasureとMeterのUpdate及びRedrawを忘れない事。[Variables] |
|
IgnoreWarnings | 0 | エラーメッセージを無視するかどうかのOption。0はlogに残すで1は無視する。 |
Plugin Commands
ActionListは実行するactionの内容の定義。実際に実行するには下記のOptionのいずれかを引数として与えないと実行されない。
コマンド | 概要 |
---|---|
Execute | 実行するActionListの番号を指定する。LeftMouseUpAction=[!CommandMeasure MeasureName "Execute 1"] |
Stop | 停止するActionListの番号を指定する。注意点としてActionListの実行を完全に終えていないと再実行出来ない。終えていない場合再実行は無視される。LeftMouseUpAction=[!CommandMeasure SomeMeasure "Stop 1"][!CommandMeasure SomeMeasure "Execute 1"] |
Plugin=AudioLevel
音声Streamを扱うpluginだが対応はVista以降。VUメーターやスペクトラムアナライザに使う%値を得る事が出来る。ただしその手のMeterは短いUpdateが必要なので取り扱いには注意する事。このpluginは親Measureと子Measureに分かれている。スペアナ用のFFTがあるからだろう。親Measureで計算した値を子Measureで取得しさらにその値をMeterで表示するという事になる。なお、中の人はオーディオには無関心なので以下の説明は全て「よく分からないがたぶん」がつくのでそのつもりで読む事。
Parent measure options
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
Port | Output | 測定するのが入出力のどちらなのかを指定する。有効な値はOutputとInputの2つ。 |
ID | None | 測定するデバイスをデバイスIDで指定する。子MeasureのDeviceListを参照する事。指定がない場合はOSのdefaltデバイスとなる。 |
RMS options
Root mean squareの略で数学的には二乗平均平方根の事であり電気的には交流信号の実効値の事でありオーディオの世界では定格出力の事である。RMSで検索するとこれらが全部出てくるのでややこしい。でも結局やっている事は平均値を出すだけなので難しく考える事はない。
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
RMSAttack | 300 | 値の増加に対する実効値すなわち平均値を算出する間隔。 |
RMSDecay | 300 | 値の減少に対する実効値すなわち平均値を算出する間隔。 |
RMSGain | 1.0 | 得られた最終的な値に掛ける倍率を指定する。 |
Peak options
RMSの様に二乗して平均して√を取るなんて面倒臭い事をせずこちらは単にピーク値を測定するだけ。しかしPeakAttackとPeakDecayでなんでこんなにdefalt値が違うんだろうか。
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
PeakAttack | 50 | RMSAttackと意味は一緒。 |
PeakDecay | 2500 | RMSDecayと意味は一緒。 |
PeakGain | 1.0 | RMSGainと意味は一緒。 |
FFT options
FFTつまり高速フーリエ変換に関するOption。細かい理屈なんか分からなくても何も問題ない。スペアナで使うデータを作るOption。
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
FFTSize | 0 | サンプリング周波数。2の累乗を指定する。通常は256, 512, 1024辺りを指定するらしい。これが大きいと精度も良くなるが当然CPU負荷も上がる。 |
FFTOverlap | 0 | 窓関数を使って入力値を処理前に最適化する。細かい理屈は気にしなくて良い。通常はFFTSize/2を指定するらしい。 |
FFTAttack | 300 | RMSAttackと意味は一緒。 |
FFTDecay | 300 | RMSDecayと意味は一緒。 |
Bands | 0 | 周波数バンド数。要するにスペアナで表示したいバンド数。 |
FreqMin | 20 | 周波数バンドの計算に使う最小値を指定する。 |
FreqMax | 20000 | 周波数バンドの計算に使う最大値を指定する。 |
Sensitivity | 35.0 | dBで表されるデータの感度。要はスペアナデータにかかる倍率。RMSGainやPeakGainとやる事は一緒。 |
Child measure options
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
Parent | 必須。データ元の親Measureを指定する。Parent=SomeMeasureName |
|
Channel | Sum | Audio Channelを指定する。7.1chまで対応してるようだ。
Channel=L上記の例3つは全て同じ事。自分で分かりやすい物を使えば良い。 |
Type | 必須。親Measureから得るデータのTypeを指定する。
|
|
FFTIdx | 0 | 親Measureから得たいFFTのサンプル数。有効な値は0からFFTSize/2まで。親MeasureにFFTSizeが指定されていなければなれない。 |
BandIdx | 0 | データを取得するBand IDを指定する。有効な値は0からBands-1まで。親MeasureにFFTSizeとBandsが指定されていなければなれない。 |
Plugin=CoreTemp
CoreTempからデータを取得する。当たり前だがCoreTempが動いていないとお話にならない。
Options
- 全てのMeasure General Optionが有効。
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
CoreTempType | 測定するデータを指定する。有効な値は下記。 CPU
|
|
CoreTempIndex | CoreTempTypeで使うコア番号を指定する。ただしスタートは0からなので注意。 |
Plugin=FileView
フォルダとファイルに関するplugin。これも親Measureと子Measureに分かれている。
Options
- 全てのMeasure General Optionが有効。
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
Path | 親Measureにおいては対象とするフォルダPathを、子Measureにおいては親Measure名を指定する。 |
Parent measure options
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
FinishAction | フォルダ及びファイルの読み取りを終えた時に実行するactionを指定する。これは他のactionが発火する前に確実に読み取りを終えるのに使う。 | |
Recursive | 0 | 1を指定するとファイル数、フォルダ数とフォルダサイズの計算にサブフォルダを含める。サブフォルダ内ファイルのindexはしない。2を指定すると全てのファイルをindexする。ただしフォルダはindexされない。また FollowPath及びPreviousFolder Command、ShowFile、ShowFolder及びShowDotDot Optionは無効となる。 |
Count | 1 | 1度にindexするitem数。子Measureのindexで使う。 |
ShowDotDot | 1 | 1を指定すると「..」フォルダ(親フォルダ)を含める。 |
ShowFolder | 1 | 0を指定するとフォルダは無視される。 |
ShowFile | 1 | 0を指定するとファイルは無視される。 |
ShowHidden | 1 | 0を指定すると隠しフォルダ及び隠しファイルは無視される。 |
ShowSystem | 0 | 1を指定するとシステムファイルを含む。 |
HideExtensions | 0 | 1を指定すると子MeasureのType=FileName時に拡張子が無視される。 |
Extensions | 対象とする拡張子を「;」で区切ったリストで指定する。 | |
SortType | Name | ソート方法を指定する。有効な値はName、Size、Type、Dateの4つ。 |
SortDateType | Modified | SortType=Date時に使う。有効な値はModified、Created、Accessedの3つ。 |
SortAscending | 1 | 0を指定すると降順でソートする。 |
WildcardSearch | * | ワイルドカードに使う文字を指定する。通常は「*」か「?」を使う。しかしこのOptionいるのか。 |
Child measure options
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
Index | 1 | 親Measureから得るデータのindexを指定する。親Measureで指定されたCountを超えたらIndex=1として扱われる。 |
IgnoreCount | 0 | 1を指定するとIndexはリスト内のフォルダもしくはファイルの実際の番号を表す。これは常に特定のフォルダもしくはファイルを表示する場合に有効。 |
Type | FolderPath |
|
DateType | Modified | Type=Date時に日時のtypeを指定する。有効な値はModified、Created、Accessedの3つ。 |
IconPath | Type=Icon時にアイコンを保存するpath。未指定の場合はskinフォルダとなる。 | |
IconSize | Medium | 保存するアイコンのサイズを指定する。有効な値はSmall(16x16)、Medium(32x32)、Large(48x48)、ExtraLarge(256x256)の4つ。 |
Parent measure commands
コマンド | 概要 |
---|---|
Update | 親MeasureをUpdate、つまりIndexし直す。 |
PageUp | 現在表示しているページ数を戻す。例えばCount=8でIndexされたItem数が25の場合当然全ページ数は4となる。現在2ページ目が表示されているならば、PageUpした場合1ページ目に移る。 |
PageDown | PageUpと逆でページ数を進める。しかしこの挙動普通逆じゃないのか。 |
IndexUp | Indexを一つ減らす。つまり表示されているItemのIndexが2-9ならば1-8になる。 |
IndexDown | Indexを一つ増やす。つまり表示されているItemのIndexが1-8ならば2-9になる。 |
PreviousFolder | Pathを親フォルダに移す。 |
Child measure commands
コマンド | 概要 |
---|---|
FollowPath | Indexで指定されたItemがフォルダの場合そのPathを親フォルダのPath Optionに格納する。ファイルならば関連づけられた方法で開く。 |
Open | Indexで指定されたItemを関連づけられた方法で開く。フォルダならば当然explorerで開く。 |
Other commands
コマンド | 概要 |
---|---|
ContextMenu | 親Measure子Measure共に有効。Measureで指定されたItemのOSのコンテキストメニューを開く。親MeasureならばPathで指定されたフォルダとなる。!CommandMeasure "MeasureName" "ContextMenu"親Measureの場合は指定したフォルダもしくはファイルのコンテキストメニューを開く事が出来る。 !CommandMeasure "ParentMeasureName" "ContextMenu C:\Some Folder\Some File.exe" |
Properties | 親Measure子Measure共に有効。Measureで指定されたItemのOSのプロパティを開く。親MeasureならばPathで指定されたフォルダとなる。!CommandMeasure "MeasureName" "Properties"親Measureの場合は指定したフォルダもしくはファイルのプロパティを開く事が出来る。 !CommandMeasure "ParentMeasureName" "Properties C:\Some Folder\Some File.exe" |
Plugin=FolderInfo
フォルダ情報を取得するplugin。さて上記のFileViewと何が違うのかという素朴な疑問が湧くが機能的にはFolderInfを使う理由など全くない。Version Historyを見るとFileViewの方が後から追加されているのでFolderInfへの機能追加よりも新しくpluginを作った方が手っ取り早かったんだろう。
Options
- 全てのMeasure General Optionが有効。
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
Folder | 下記のどちらかを指定しなくてはならない。
|
|
InfoType | 取得するデータのtype。有効な値はFileCount、FolderCount、FolderSizeの3つ。 | |
RegExpFilter | 対象とするファイルを正規表現で指定する。 | |
IncludeSubFolders | 0 | 1を指定するとサブフォルダを含める。 |
IncludeHiddenFiles | 0 | 1を指定すると隠しファイルを含める。 |
IncludeSystemFiles | 0 | 1を指定するとシステムファイルを含める。 |
Plugin=InputText
入力された文字列を用いてコマンドを実行する為のplugin。
Options
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
Command1 Command2 ... |
実行するactionを指定する。入力された文字列は「$UserInput$」に格納される。Command1=[!SetVariable SomeVar "$UserInput$"]入力欄を複数使うのなら[MeasureName]とsection variableで取り出しても良い。 |
|
DefaultValue | 入力欄に表示されるdefalt文字列。 | |
Password | 0 | 1を指定するとテキストがアスタリスク表示となる。 |
InputLimit | unlimited | 入力文字数の制限値を指定する。改行コードは/r/nの2文字扱いとなる。 |
InputNumber | 0 | 1を指定すると数字のみの入力となる。 |
X Y |
入力欄の表示位置。ただしr及びRの相対指定は未サポート。 | |
W H |
入力欄の表示サイズ。 | |
SolidColor | 255,255,255,255 | 入力欄の背景色。ただしアルファ値は背景だけでなくテキストを含む全体のそれを変える。 |
FontColor | 0,0,0 | テキストの文字色を指定する。ただしアルファ値は無視される。設定したい時はSolidColorを使う事。 |
FontFace | テキストのフォント名を指定する。 | |
FontSize | テキストのフォントサイズを指定する。 | |
StringStyle | テキストのstyleを指定する。有効な値はNormal、Bold、Italic、BoldItalicの4つ。 | |
StringAlign | Left | テキストの表示位置を指定する有効な値はLeft、Right、Centerの3つ。 |
TopMost | 入力欄のZ軸。1を指定するとアクティブな間は手前に表示される。0だとその逆。 | |
FocusDismiss | 1 | 0を指定するとENTERもしくはESCAPEを押すまでフォーカスを保持し続ける。defaltの1は普通にフォーカスを失う。 |
OnDismissAction | 0 | ENTERを押さずにフォーカスを失った時に実行されるaction。 |
Bangs
LeftMouseUpAction=[!CommandMeasure MeasureInputText "ExecuteBatch ALL"] IfAboveAction=[!CommandMeasure MeasureInputText "ExecuteBatch 3"] OnRefreshAction=[!CommandMeasure MeasureInputText "ExecuteBatch 1-4"]
ExecuteBatchは"ExecuteBatch All / # / #-#"という文法で使う。
- ALLはMeasureで指定されたCommandを全て実行
- #は指定された番号のCommandを実行
- #-#は指定された範囲のCommandを実行
Plugin=Ping
Plugin=Power
電源に関する情報を取得する。主にバッテリー関連。ただし中の人はWindowsで動くモバイル機器を持っておらず検証しようがないのでそのつもりで読むこと。
Options
- 全てのMeasure General Optionが有効。
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
PowerState |
|
|
Format | %H:%M | PowerState=Lifetime時のフォーマット。 |
Plugin=Quote
下記の2種類のいずれか方法でランダムな値を得るplugin。
- テキストファイル内の文字列を得る。
- フォルダー内ファイルのFull Pathを得る。
Options
- 全てのMeasure General Optionが有効。
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
PathName | ファイルもしくはフォルダのPathを指定する。
|
|
Separator | #CRLF# | 文字列の区切り。defaltでは改行コード。 |
Subfolders | 1 | 1を指定した場合サブフォルダも有効。0を指定した場合は当然フォルダ直下のみ。 |
FileFilter | 選択されるファイルの「;」で分割されたフィルタを指定する。ワイルドカードは「*」と「?」が使える |
Plugin=ResMon
Options
- 全てのMeasure General Optionが有効。
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
ResCountType | Default: GDI | リソースのtypeを指定する。有効な値は下記
|
ProcessName | プロセス名を指定する。 |
Plugin=RunCommand
名前通りコマンドを実行するplugin。主にCLIプログラム、つまりCUIプログラムの実行に使う。下記の様なactionでの実行とはいくつかの違いがある。
LeftMouseUpAction=["SomePath\SomeProgram.exe" "SomeParameters"]
- コマンドプロンプトwindowを隠して実行することが出来る。
- コマンドのoutputをMeasureの返り値とするかまたはファイルに保存する事が出来る。
- コマンドの終了を検出することが出来る。
- エラーコードを検出することが出来る。
- timeoutを設定することが出来る。
Measureの返り値が文字列の場合それは前出したようにCLIプログラムのoutputである。また数値の場合それはプログラムの実行状況を示す。未実行は-1、実行中は0、エラーで終了した時はエラーのtype、正常終了した時は1を返す。またProgram OptionとParameter Optionの間に違いは何もない。実際公式のリファレンスでもProgramは未指定にしておいてParameterで全コマンドラインを指定する方が良いとはっきり書いてある。
Options
- 全てのMeasure General Optionが有効。
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
Program | %ComSpec% \U \C | 実行するプログラムを指定する。未指定の場合は環境変数%ComSpec%に引数/Uと/Cが付いた物となる。 |
Parameter | None | Programで指定したプログラムに与える引数を指定する。Programが未指定の場合コマンドライン全体となる。 |
State | Hide | プログラムの実行状態を指定する。有効な値は下記
|
FinishAction | None | プログラムが終了した時に実行するactionを指定する。 |
OutputFile | outputを保存するファイルのPathを指定する。 | |
OutputType | UTF-16 | OutputTypeで指定されたファイルの文字コードを指定する。有効な値は下記さて、公式のレファレンスではcmd.exeの文字コードについて書かれているがそれは英語環境の話で日本語環境はShift_JISなので何の関係もない。 |
StartInFolder | Skin folder | プログラムが使う初期フォルダを指定する。defaltではskinフォルダ。 |
Timeout | -1 | タイムアウト値をミリ秒で指定する。 |
注意点として、RainmeterはOption前後の引用符を除去するので引用符で囲う必要がある場合は二重にする事。
Program=""C:\Program Files\Some Program\Something with a space.exe""
Plugin Commands
3.3.2では!CommandMeasureではサポートしてないと怒られる。4.0では無事動くのでバグなんだろう。
コマンド | 概要 |
---|---|
Run | プログラムを実行する。このpluginはこのコマンド以外では実行出来ない。LeftMouseUpAction=[!CommandMeasure MeasureName "Run"] |
Close | プログラムを閉じる。その際確認のダイアログが出るだろう。LeftMouseUpAction=[!CommandMeasure MeasureName "Close"] |
Kill | プログラムを確認無しで閉じる。普通State=Hide時に使われる。LeftMouseUpAction=[!CommandMeasure MeasureName "Kill"] |
Error codes
pluginが返すエラーコード一覧
code | 概要 |
---|---|
100 | 不明なコマンド。有効でない!CommandMeasureコマンドを指定した。 |
101 | プログラムが実行中。プログラム実行中に再実行しようとした。 |
102 | プログラムが未実行。プログラムが未実行なのにCloseもしくはKillコマンドを指定した。 |
103 | プログラムが実行不可。Program Optionで指定されたPathが誤っている。 |
104 | ファイルの保存に失敗。 |
105 | プロセスの終了に失敗。この現象は希に起こる。その場合はタスクマネージャーから手動でプロセスを閉じなければならない。 |
106 | pipeの作成に失敗。この現象は希に起こる。プログラム実行pipeの作成に失敗してるので当然プログラムは実行されない。 |
Plugin=SpeedFan
SpeedFanからデータを取得するplugin。当たり前だがSpeedFanが動いていないとお話にならない。%値として使うならばMinValueとMaxValueを指定すること。
- 全てのMeasure General Optionが有効。
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
SpeedFanType | Temperature | 取得する情報のtype。有効な値は下記
|
SpeedFanNumber | SpeedFanのConfigureを開くとTemperature、Fans、Voltageとタブがあるがそれぞれのタブの項目に上から順番に番号を振ってその番号を指定する。ただし番号は0から。ちなみにこの項目の並びはそれぞれの環境で違う。 | |
SpeedFanScale | C | 温度の単位を指定する。有効な値は下記
|
Plugin=UsageMonitor
Windows Performance Monitorから情報を取得するplugin。詳しい事はPerfmon.exeを実行してみれば分かるが取得出来るデータ群はカテゴリ/カウンタ/インスタンスという階層構造になっている。
Options
- 全てのMeasure General Optionが有効。
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
Alias | None | 特定のカテゴリとカウンタの組み合わせのエイリアス。
|
Category Counter |
None | カテゴリおよびカウンタ名。当たり前だがこの2つは必ずセットで指定する事。そしてこれらが指定された場合Aliasは無視される。Category=Process Category=PhysicalDisk Counter=%Processor Time Counter=Bytes Read/sec |
Index | 0 | 全てのインスタンスが評価され値の高い順にソートされる。
|
Name | None | カウンタ内の特定のインスタンス名を指定する。これが指定された場合Indexは無視される。つまりインスタンスの指定方法はIndexとNameの2つ。Name=Rainmeter Name=chrome |
Blacklist | _Total|Idle | 除外するインスタンス名を|で繋いだリストを指定する。defalt値は「_Total」と「Idle」の2つとなっているが、このOptionを指定した場合defalt値は無効となるので改めて指定する事。 |
Whitelist | None | 使用するインスタンス名を|で繋いだリストを指定する。このOptionを指定した場合Blacklistは無視される。 |
Rollup | 1 | defaltの1はsvchost等の複数同一プロセスを単一プロセスとして扱う。0を指定すると個々のプロセスとなる。 |
Percent | 0 | 返り値を%値として扱う場合に1を指定する。ただしカウンタが_Totalインスタンスを持っている必要がある。ない場合は使用しないこと。Alias=CPUの場合は自動的に1が指定されるが手動で0を指定する事も出来る。 |
RawValue | 0 | 1を指定するとPerfmon.exeのGUIに表示される物ではなく、RawValueつまり生データが返る。 |
PIDToName | 0 | 1を指定するとインスタンスの返り値のPIDに関連づけられたプロセス名を返す。 |
- このPluginは常に文字列と数値の2つを返す。String Meterでは当然文字列が使われるので数値を使いたい場合は[MyMeasure:]とSection変数を使うこと。その時は当然DynamicVariables=1も必要。
- UsageMonitor pluginはRainmeterとは独立して各カテゴリごとにスレッドを生成する。従ってplugin自体はSkinのUpdateまたはMeasureのUpdateDividerに依存しない。Measureは単にpluginからデータを受け取るだけである。
- Skinを配布するつもりならローカライズに注意する事。UsageMonitor自体はローカライズされているが英語以外の言語でカテゴリおよびカウンタを指定するとその英語以外の言語のPCでしか動作しない。英語のカテゴリおよびカウンタ名が知りたい場合は
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Perflib\009\Counter
を参照する事。 - AdvancedCPUやPerfMon同様にUsageMonitorもDBが希に壊れるケースがあるらしい。
[MeasureCPU] Measure=Plugin Plugin=UsageMonitor Alias=CPU Index=0
[MeasureTop] Measure=Plugin Plugin=UsageMonitor Alias=CPU Index=1
[MeasureRainmeter] Measure=Plugin Plugin=UsageMonitor Alias=CPU Name=Rainmeter
Plugin=Win7AudioPlugin
Audio Deviceとボリュームに関するplugin。値のtypeが文字列の場合は使われているデバイス名を返し数値の場合はボリュームを%(0-100)で返す。
Options
- 全てのMeasure General Optionが有効。
Bangs
コマンド | 概要 |
---|---|
!CommandMeasure "MeasureWin7Audio" "ToggleNext" | Audio Deviceを切り替える。 |
!CommandMeasure "MeasureWin7Audio" "TogglePrevious" | Audio Deviceを切り替える。 |
!CommandMeasure "MeasureWin7Audio" "SetOutputIndex index" | 使用するDeviceをindexで指定する。 |
!CommandMeasure "MeasureWin7Audio" "ToggleMute" | ミュートを切り替える。 |
!CommandMeasure "MeasureWin7Audio" "SetVolume x" | ボリュームの値を指定する。 |
!CommandMeasure "MeasureWin7Audio" "ChangeVolume x" | ボリュームの値をx%変更する。負の数も当然可能。 |
Plugin=WindowMessagePlugin
Window Messageを使って他のアプリケーションとの情報の送受信をするplugin。
Options
- 全てのMeasure General Optionが有効。
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
WindowName | window名を指定する。WindowClassが指定されている場合は必要ない。 | |
WindowClass | windowクラスを指定する。WindowNameが指定されている場合は必要ない。 | |
WindowMessage | Window Messageを指定する。message、wParam、lParamの3つを指定する必要がある。wParam及びlParamはmessage毎に意味が違う。WindowMessageが指定されない場合はMeasureはwindowのtitleを返す。 |
Bangs
messageはcommandを通して送る事も出来る。
!CommandMeasure "MeasureName" "SendMessage Msg wParam lParam"