- 2022年09月06日 4.5対応
Rainmeterの記事一覧
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General
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
Meter | MeterのTypeを指定する。このOptionは必須。 | |
MeterStyle | MeterStyleを指定する。複数指定するときは「|」で繋ぐ。詳細は後述。 | |
MeasureName MeasureName2 ... |
使用するMeasureの名前を指定する。 | |
X Y |
Meterの表示位置を指定する。ただし10rとrを付けた場合は直前のMeterの左上からの相対位置。10RとRを付けた場合は右下からの相対位置。 | |
W H |
Meterの表示サイズを指定する。文字列Meterと画像Meter以外は必須。 | |
Padding | Padding=Left,Top,Right,Bottomのフォーマットで指定する。 | |
Hidden | 0 | 1を指定するとMeterを隠す。!ShowMeterとHideMeterコマンドを使って制御する。 |
Container | Container名を指定する。詳細は下記。 | |
UpdateDivider | 1 | Measure Sectionの物と同様。 |
OnUpdateAction | Measure Sectionの物と同様。 | |
SolidColor SolidColor2 |
0, 0, 0, 0 | Rainmeter Sectionの物と同様。 |
GradientAngle | Rainmeter Sectionの物と同様。 | |
BevelType | 0 | Rainmeter Sectionの物と同様。 |
AntiAlias | 0 | 1を指定するとアンチエイリアスが有効になる。 |
DynamicVariables | 0 | Measure Sectionの物と同様。 |
TransformationMatrix | 1;0;0;1;0;0 | 3*2の行列で定義する。ただしここで注意点がある。全ての操作はWindowの左上を基準となる。決してMeterのそれではない。拡大縮小X;回転X;回転Y;拡大縮小Y;移動X;移動Yこれらの操作は全て他のOptionで十分代替可能。こんな一目で分からない物を使う必然性がない。 |
Group | Meterのグループを定義する。 |
General Image
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
ImagePath | 画像ファイルがあるフォルダを指定する。この時ファイル名はBitmapImage, ButtonImageなどで別途指定。 | |
ImageCrop | 画像の切り抜きを行う。X, Y, W, H, Originという5つの値を指定する。OriginというのはX, Yの基準点で下記の5つ。
|
|
Greyscale | 0 | 1を指定するとグレースケールを有効にする。 |
ImageTint | 255,255,255,255 | 画像の色の変更を行う。指定方法はFFFFFFFFと255,255,255,255のどちらでも良い。 |
ImageAlpha | 255 | 画像の透明度を指定する。 |
ImageFlip | None | 画像の反転処理を行う。有効な値はNone, Horizontal, Vertical, Bothの4つ。 |
ImageRotate | 0.0 | 画像の回転処理を行う。度で指定する事。 |
UseExifOrientation | 0 | 1を指定した場合EXIFデータに基づき回転処理を行う。 |
ColorMatrixN | RGBAの4つに補正値Pを加えた5つのパラメーターによる5*5の行列で画像の色を変更する。説明が難しいのだが要はより細かい指定が出来るImageTintと思えば良い。defaltの行列はこうなるColorMatrix1=1; 0; 0; 0; 0RGBAPの行列なのだから当然ColorMatrix1はRに関する要素で左から順にやはりRGBAPに5つをカンマ区切りで指定している。ColorMatrix2以下も同様。画像処理ソフトでよくあるチャンネルミキサーのような働きをする。AとPのパラメーターが増えただけ。理解出来なくても何も困らないOption。 |
Tooltips
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
ToolTipText | 表示する内容を指定する。 | |
ToolTipTitle | タイトルを指定する。 | |
ToolTipIcon | アイコンを指定する。有効な値は以下
|
|
ToolTipType | 0 | 1を指定するとバルーン型になる。 |
ToolTipWidth | 1000 | 幅を指定する。 |
ToolTipHidden | 0 | 1を指定するとツールチップを隠す。このOptionはRainmeter Sectionでも指定可能だが全てのツールチップが対象となる。 |
Container
Meter内Meterを定義するOption。親Meterと子Meterと言えば分かりやすいか。用途は2つ。1つは子Meterを親Meterに相対的に配置及び描画する。もう1つは子Meterをマスキングとして使う。
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
Container | Container Meter名を指定する。要は親Meterを指定する。Container Optionを持つMeterが子Meterとなる。Meter Typeは問わない。 |
描画
- 子Meterが親Meterの外に出た場合その部分は無視される。
- 子Meterは親Meter内ではなくcontent上に描画される。例えば親Meterを文字列、子Meterを画像とすると子Meterの画像は親Meterの文字列上にしか描画されない。
位置
- 最初の子Meterは自動的に親Meterの左上からの相対位置となる。
その他
- Containerは入れ子に出来ない。
[Rainmeter] Update=1000 DynamicWindowSize=1 AccurateText=1 [Variables] OffSet=130 U=[!UpdateMeasure "MeasureSlideInOut"][!UpdateMeter *][!Redraw] [MeterSkinBack] Meter=Shape Shape=Rectangle 0.5,0.5,169,103,12 | Fill Color 47,47,47,255 | StrokeWidth 1.5 | Stroke Color 150,150,150,255 X=0 Y=0 W=170 H=104 [MeterContainerVisible] Meter=Shape ; A copy of the container meter, to provide visibility Shape=Rectangle 0,0,130,84,12 | Fill Color 255,47,47,255 | StrokeWidth 0 X=20 Y=10 [MeterContainer] Meter=Shape ; Meters used as a container will not be drawn. They are used as a "mask". ; Create a copy of them, as above, to make them visible. Shape=Rectangle 0,0,130,84,12 | Fill Color 255,47,47,255 | StrokeWidth 0 X=20 Y=10 MouseOverAction=[!CommandMeasure MeasureSlideInOut "Stop 2"][!CommandMeasure MeasureSlideInOut "Execute 1"] MouseLeaveAction=[!CommandMeasure MeasureSlideInOut "Stop 1"][!CommandMeasure MeasureSlideInOut "Execute 2"] [MeterString] Meter=String ; This meter will be relative to the starting X and Y of its container. X=#OffSet# Y=33 FontSize=13 FontColor=255,255,255,255 SolidColor=0,0,0,1 FontWeight=400 AntiAlias=1 Text=Hello World! DynamicVariables=1 MouseOverAction=[!SetOption MeterString FontColor "0,0,0,255"][!UpdateMeter *][!Redraw] MouseLeaveAction=[!SetOption MeterString FontColor "255,255,255,255"][!UpdateMeter *][!Redraw] LeftMouseUpAction=[!Log "Clicked me!"] Container=MeterContainer [MeasureSlideInOut] Measure=Plugin Plugin=ActionTimer ActionList1=Reset | Wait 1 | Repeat SlideIn, 30, 11 SlideIn=[!SetVariable OffSet "(Clamp(#OffSet#-12,20,130))"]#U# ActionList2=Repeat SlideOut, 30, 11 | Wait 1 | Reset SlideOut=[!SetVariable OffSet "(Clamp(#OffSet#-12,-130,20))"]#U# Reset=[!SetVariable OffSet 130]#U# IgnoreWarnings=1 DynamicVariables=1
Meter=Bar
- 全てのGeneral Optionが有効。
- 全てのGeneral Image OptionがBarImageにおいて有効。
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
MeasureName | 指定出来る数に違いがあるだけで共通の物と一緒。 | |
BarColor | 0, 128, 0 | Barの色を指定する。 |
BarImage | BarColorの代わりに使用する画像Pathを指定する。ここで指定された画像は各種Optionで補正する事が出来ずオリジナルサイズのまま使用される。 | |
BarBorder | BarImageが指定された時、常時表示する領域つまりBorder部分のピクセル数を指定する。ただしBarOrientationがVertical時は上下、Horizontal時は左右のみ。上下左右にBorderが確保されるという事はない。 | |
BarOrientation | Vertical | Barの描画方向を指定する。有効な値はHorizontalとVertical。 |
Flip | 0 | 1を指定するとBarを反転する。 |
Meter=Bitmap
CPU使用率などの%で表される数値を画像で表示するときの特殊なMeter。説明しにくいので公式のサンプルを動かしてみた方がはやい。
- W, H, TransformationMatrix以外の全てのGeneral Optionが有効。
- ImageCrop, ImageRotate以外の全てのGeneral Image OptionがBitmapImageにおいて有効。
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
MeasureName | 指定出来る数に違いがあるだけで共通の物と一緒。 | |
BitmapImage | 画像のファイル名もしくはフルパスを指定する。画像内のフレームは縦横どちらに並べても良い。フレーム外のマージンは認識しない。 | |
BitmapFrames | 1 | 画像内のフレーム数を指定する。 |
BitmapTransitionFrames | 1 | アニメーション用のフレーム数を指定する。BitmapFramesはアニメーション用も含むフレームの全数。フレームが10でそれぞれのフレームにアニメーション用フレームが4つ付属しているとするとBitmapFrames=50でBitmapTransitionFrames=4となる。 |
BitmapZeroFrame | 0 | 1を指定するとMeasureから返ってくる%値の0を最初のフレーム計算に含める。 |
BitmapExtend | 0 | 1を指定すると0-9までの各数字を各フレームに割り振って%値を正確に表示出来るようになる。 |
BitmapDigits | 0 | BitmapExtend=1の時の表示桁数を指定する。 |
BitmapAlign | 画像の表示位置を指定する。有効な値はLeft, Center, Rightの3つ。 | |
BitmapSeparation | 0 | BitmapDigitsを2以上時の各桁間のマージン。 |
BitmapZeroFrameについて捕捉。画像内に5フレーム存在したらそれぞれのフレームは0-19%, 20-39%時に表示と単純にMaxValueからMinValueまでをフレーム数で割り振る。じゃあ最後のフレームはどうなるのかというと順番に割り振られ当然80-99%となる。100%はどうなったのかというと認識しない。内部的にはどうなってるのか知らないが少なくとも表示されない。という事情を鑑みたのかBitmapZeroFrameに1を指定するとフレームの割り振り計算に0%をカウントした結果順に0-20%, 21-40%と1%づつずれ、無事100%も表示される。むしろこっちをdefaltにすべきだろうと思うが互換性を考えたんだろう。
Meter=Button
- W, H以外の全てのGeneral Optionが有効。
- ImageCrop, ImageRotate以外の全てのGeneral Image OptionがButtonImageにおいて有効。
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
ButtonImage | Buttonのファイル名もしくはフルパスを指定する。画像は通常時、クリック時、ホバー時の3つをフレームを持っていなければならない。 | |
ButtonCommand | Buttonのコマンドを指定する。 |
Meter=Histogram
- 全てのGeneral Optionが有効。
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
MeasureName MeasureName2 |
指定出来る数に違いがあるだけで共通の物と一緒。必須なのはMeasureNameのみ。MeasureName2まで指定すると当然同じ領域に2つのグラフが描画される訳だがあまり見やすい物にはならない。 | |
Autoscale | 0 | 1を指定すると全ての値が表示出来るように自動でスケーリングする。 |
GraphStart | Right | グラフのスタートを指定する。有効な値はLeftとRightの2つ。 |
GraphOrientation | Vertical | グラフの描画方向を指定する。有効な値はHorizontalとVerticalの2つ。 |
Flip | 0 | 1を指定するとグラフを反転させる。 |
PrimaryColor SecondaryColor BothColor |
グラフの色を指定する。以下全てPrimary, Secondary, Bothは説明するまでもないだろう。 | |
PrimaryImage SecondaryImage BothImage |
PrimaryColorなどの代わりに使う画像のファイル名もしくはフルパスを指定する。 | |
PrimaryImagePath SecondaryImagePath BothImagePath |
画像Type共通のImagePathと同じ。 | |
PrimaryImageCrop SecondaryImageCrop BothImageCrop |
画像Type共通のImageCropと同じ。 | |
PrimaryImageTint SecondaryImageTint BothImageTint |
画像Type共通のImageTintと同じ。 | |
PrimaryImageAlpha SecondaryImageAlpha BothImageAlpha |
画像Type共通のImageAlphaと同じ。 | |
PrimaryImageFlip SecondaryImageFlip BothImageFlip |
画像Type共通のImageFlipと同じ。 | |
PrimaryImageRotate SecondaryImageRotate BothImageRotate |
画像Type共通のImageRotateと同じ。 | |
PrimaryColorMatrixN SecondaryColorMatrixN BothImageColorMatrixN |
画像Type共通のColorMatrixNと同じ。 |
Meter=Image
- 全てのGeneral Optionが有効。
- 全てのGeneral Image OptionがImageNameにおいて有効。
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
MeasureName MeasureName2 ... |
共通の物と一緒。 | |
ImageName | %1.png | 画像のファイル名もしくはフルパスを指定する。 |
PreserveAspectRatio | 0 | 画像のアスペクト比を指定する。ただしTile=0時に限る。ただしWまたはHのどちらか片方のみが定義されている時defaltは1となる。 |
ScaleMargins | Tile=0及びPreserveAspectRatio=0時のマージン。 | |
Tile | 0 | 画像をタイル状に並べて描画する。 |
Mask Image
マスクってのは単純にマスキングの事。マスク画像の透過部分をマスクし非透過部分を描画する。
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
MaskImageName | None | MeasureName またはImageNameで定義される画像ファイルに使うマスク画像ファイルのファイル名を指定する。ImageNameと同様にフルパスでもいいしMaskImagePathとセットでファイル名のみでもいい。 |
MaskImagePath | None | マスク画像ファイルのフォルダを指定する。 |
MaskImageFlip | None | マスク画像の反転処理を行う。有効な値はNone, Horizontal, Vertical, Bothの4つ。 |
MaskImageRotate | None | マスク画像の回転処理を行う。度で指定する事。 |
Meter=Line
これは折れ線グラフを描画するMeterの事。
- 全てのGeneral Optionが有効。
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
LineCount | 1 | 折れ線グラフの数を指定する。 |
MeasureName MeasureName2 ... |
共通の物と一緒。 | |
LineColor LineColor2 ... |
線の色を指定する。 | |
LineWidth | 1 | 線の幅を指定する。 |
Scale Scale2 ... |
1.0 | グラフの表示倍率を指定する。AutoScale=1の時は無視される。 |
AutoScale | 0 | 1を指定すると全ての値が表示出来るように自動でスケーリングする。 |
HorizontalLines | 0 | 1を指定すると水平の基準線を描画する。 |
HorizontalLineColor | 0, 0, 0, 255 | HorizontalLines=1時の基準線の色を指定する。 |
GraphStart | Right | グラフの描画開始方向を指定する。有効な値はLeftとRightの2つ。 |
GraphOrientation | Vertical | グラフの描画方向を指定する。有効な値はHorizontalとVerticalの2つ。 |
Flip | 0 | グラフの描画方向を反転する。 |
TransformStroke | Normal | TransformationMatrixが指定された時の線幅の扱いを指定する。NormalはTransformationMatrixの影響を受けるがFixedは影響を受けずLineWidthによって決まる。 |
Meter=Rotator
時計のような画像を回転させるMeterを表示する。
- 全てのGeneral Optionが有効。
- 全てのGeneral Image OptionがImageNameにおいて有効。
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
ImageName | 画像のファイル名もしくはフルパスを指定する。 | |
MeasureName | 指定出来る数に違いがあるだけで共通の物と一緒。 | |
OffsetX OffsetY |
0.0 | 回転の中心からのオフセットをそれぞれ指定する。 |
StartAngle | 0.0 | 回転のスタート位置を3時の位置を0度としてラジアンで指定、ただし時計回りが正方向というなんだか変な実装。 |
RotationAngle | 0%から100%までの回転角をラジアンで指定する。つまり時計なら360度のラジアン換算になるしタコメーター風味の物を作りたければ270度程度になるだろう。ただしここでの符号がメーターの進行方向となることに注意。 | |
ValueRemainder | 0 | Time型のMeasure値が渡された時に使用する。要求されているのは数値なので当然MeasureからはTimeStampが返される。TimeStampとValueRemainderで%演算を行いその値を使用する。秒針なら60、分針なら3600、12時間表示の時針なら43200となる。 |
Meter=Roundline
円グラフを表示する。
- 全てのGeneral Optionが有効。
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
MeasureName | 指定出来る数に違いがあるだけで共通の物と一緒。 | |
StartAngle | Rotatorの物と一緒。 | |
RotationAngle | Rotatorの物と一緒。 | |
LineStart | 円グラフの内径を指定する。 | |
LineLength | 円グラフの外径を指定する。 | |
LineWidth | 1 | Solid=0の時、線の幅を指定する。 |
LineColor | 255, 255, 255, 255 | 線の色を指定する。 |
Solid | 0 | 1を指定するとLineColorで該当範囲を塗りつぶす。 |
ControlAngle | 1 | 0を指定するとStartAngle及びRotationAngleが無視される。何とも説明しにくいOptionなので試しにやってみた方がはやい。 |
ControlStart StartShift |
0 | ControlStartで1を指定するとLineStartからのシフト値をStartShiftで指定出来る。つまりLineStartの値がStartShiftの分だけ増減する。何に使うのかよく分からないが、MeterStyleでLineStartを指定しておいて各Meter個別にStartShiftで調整とか何だろうか。 |
ControlLength LengthShift |
0 | LineLengthになっただけで話は上記のControlStart, StartShiftとほぼ一緒。 |
ValueRemainder | Rotatorの物と一緒。 |
Meter=Shape
図形を描画するMeter。
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
Shape Shape2 ... |
図形オブジェクトを定義する。複数のオブジェクトがある時ShapeNのNが大きい程前面に描画される。 |
Shape Types
type名 | 引数 | 概要 |
---|---|---|
Rectangle | X Y Width Height RadiusX RadiusY |
矩形を描画する。
Shape=Rectangle 0,0,100,50 |
Ellipse | CenterX CenterY RadiusX RadiusY |
円形を描画する。
Shape=Ellipse 50,50,50 |
Line | StartX StartY EndX EndY |
線を描画する。
Shape=Line 50,50,200,200 |
Arc | StartX StartY EndX EndY RadiusX RadiusY RotationAngle SweepDirection ArcSize ShapeEnding |
円弧を描画する。
Shape=Arc 3,200,203,200,100,100,0,0,0,0 | StrokeWidth 6 |
Curve | StartX StartY EndX EndY ControlX1 ControlY1 ControlX2 ControlY2 ShapeEnding |
ベジェ曲線を描画する。制御点が1つの場合は始点と終点をそれぞれ制御点と結んだ直線がそれぞれの点における接線となり、2つの場合は始点と第1制御点および終点と第2制御点を結んだ直線がそれぞれの点における接線となる。
Shape=Curve 5,5,200,225,400,115,0 | StrokeWidth 6 |
Path | StartX StartY LineTo ArcTo CurveTo SetRoundJoin SetNoStroke ClosePath |
直線や曲線など様々な図形を一度に描く事が出来る。
[MeterShape1] |
Path1 | 同上 | 基本的には上記のPathと一緒だが図形の交差部分つまり重複部分の塗りつぶし方法が違う。詳細はここにかいてあるがPathがeven-oddでPath1がnon-zeroとなる。 |
Combine | ShapeN... | 2つ以上の図形を結合するコマンド。書式は以下のようになる。ParentShapeName | CombineType ChildShapeName | CombineType ChildShapeName...以下はその結合type。
Shape4=Combine Shape | Union Shape2 | XOR Shape3 |
Attribute Modifiers
type名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
Fill | Color 255,255,255,255 | 閉じた図形を塗りつぶすコマンド。取り得るtypeは3つ。
|
Stroke | Color 0,0,0,255 | 図形の線色を指定するコマンド。取り得るtypeは3つ。
|
StrokeWidth | 1 | 図形の線幅を指定するコマンド。Shape=Rectangle 2,2,100,50 | StrokeWidth 4注意するべきなのはborderではなくstrokeである事。つまり線幅のうち1/2は図形の内側にもう1/2は外側に描画される。 |
StrokeStartCap StrokeEndCap |
Flat | 線の末端処理を指定するコマンド。有効な値は4つ。
|
StrokeDashCap | Flat | 点線にした時の末端処理を指定するコマンド。有効な値は上記と同じ。 |
StrokeDashes | 点線で描写するコマンド。DashSizeとGapSizeのペアで指定する。StrokeDashes 2,1.5この数字はピクセル数ではなくStrokeWidthからの倍率となる。上記で言うと線の長さが2倍で間隔が1.5倍の点線となる。 StrokeDashes 2,1,3,1.5,4,2などとする事も出来る。 |
|
StrokeLineJoin | Miter, 10.0 | 線と線の結合方法を指定する。有効な値は4つ。
Shape=Rectangle 0,0,100,100 | StrokeWidth 4 | StrokeLineJoin Bevel |
StrokeDashOffset | 0 | 点線の最初の線分のオフセットをピクセルで指定する。Shape=Rectangle 0,0,100,100 | StrokeWidth 4 | StrokeDashes 2,2 | StrokeDashOffset 10 |
Transform Modifiers
type名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
Rotate | 0, AnchorX, AnchorY | 図形の回転角を度で指定する。図形の左上を基準点にしたオフセットXおよびYをピクセルで指定する事も出来る。Shape=Rectangle 0,0,100,100 | Rotate 45 |
Scale | 1.0, 1.0, AnchorX, AnchorY | 図形のX軸およびY軸のスケールを指定する。図形の左上を基準点にしたオフセットXおよびYをピクセルで指定する事も出来る。ただしStrokeWidthは影響を受けない。Shape=Rectangle 0,0,100,100 | Scale 1.5,0 |
Skew | 0.0, 0.0, AnchorX, AnchorY | 図形を傾斜させる角度を度で指定する。長方形を平行四辺形に変形させる効果と思えば良い。図形の左上を基準点にしたオフセットXおよびYをピクセルで指定する事も出来る。Shape=Rectangle 0,0,100,100 | Skew 20,0 |
Offset | 0, 0 | 図形を移動させるオフセットをピクセルで指定する。Shape=Rectangle 0,0,100,100 | Offset 10,0 |
TransformOrder | Rotate, Scale, Skew, Offset | Transform Modifierが適用される順番を変更する事が出来る。回転前に移動したりする時に便利。Shape=Rectangle 0,0,100,100 | TransformOrder Scale,Rotate |
Extend Modifier
type名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
Extend | 特別なModifier。これは例を見た方がはやいだろう。[MeterShapes] |
Defining Gradients
グラデーションに関する項目。FillとStrokeで使いLinearGradientとRadialGradientの2種類がある。
[MeterShape] Meter=Shape Shape=Rectangle 0,0,100,100 | Fill LinearGradient MyFillGradient MyFillGradient=180 | 255,0,0,255 ; 0.0 | 0,255,0,255 ; 0.5 | 0,0,255,255 ; 1.0 Shape2=Rectangle 50,50,100,100 | StrokeWidth 10 | Stroke LinearGradient MyStrokeGradient MyStrokeGradient=270 | 0,0,255,255 ; 0.0 | 0,255,0,255 ; 0.5 | 255,0,0,255 ; 1.0
type名 | 引数 | 概要 |
---|---|---|
LinearGradient | Angle Color Percentage |
線形グラデーション。グラデーション角は度で、パーセンテージは0.0から1.0の間で指定する。[MeterShape] |
RadialGradient | CenterX CenterY OffsetX OffsetY RadiusX RadiusY Color Percentage |
円形グラデーション。
[MeterShape] |
Meter=String
- 全てのGeneral Optionが有効。
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
MeasureName MeasureName2 ... |
指定出来る数に違いがあるだけで共通の物と一緒。だがここで注意して欲しいのはこのMeterはMeasureNameが必須ではないという点。Textで直接文字列を指定してもよい。 | |
Text | %1 | 表示するテキストを指定する。各MeasureNameの値は%Nという書式で表す事が出来る。 |
Prefix | Textの前に付ける文字列を指定する。 | |
Postfix | Textの後に付ける文字列を指定する。 | |
FontFace | Arial | Font名を指定する。 |
FontSize | 10 | Fontサイズを指定する。 |
FontColor | 0, 0, 0, 255 | Fontカラーを指定する。 |
FontWeight | 何か見たぞこれと思ったらInlineの方にはあるんだね。設定内容は同じなので参照する事。 | |
StringAlign | Left | Meter内の文字列の表示位置を指定するとReferenceには書いてあるがどう見てもMeter自体の位置が動く。これが意図した挙動なのかどうなのかは知らないが。有効な値は以下 Left, Right, Center (LeftTop, RightTop, CenterTopと同一) LeftBottom, RightBottom, CenterBottom LeftCenter, RightCenter, CenterCenter ここでちょっと問題となるのはLeft以外を設定した場合のX、Yの相対指定。r及びRはStringAlign適用後の位置ではなく適用前の物なので注意。指定された座標をアンカーとしてMeter自体が動くのだからそうじゃないと都合が悪いことになってしまう。 |
StringStyle | Normal | 文字列のstyleを指定する。有効な値はNormal, Bold, Italic, BoldItalicの4つ。 |
StringCase | None | 文字列の大文字小文字を制御する。有効な値はNone, Upper, Lower, Properの4つ。 |
StringEffect | None | 文字列効果を制御する。有効な値はNone, Shadow, Borderの3つ。 |
FontEffectColor | 0, 0, 0, 255 | StringEffectの色を指定する。 |
ClipString | 0 | 文字列のクリップ方法を指定する。
|
ClipStringW | ClipString=2の時の最大幅を指定する。ただしW指定時は無視される。 | |
ClipStringH | ClipString=2の時の最大高を指定する。ただしH指定時は無視される。 | |
TrailingSpaces 4.5で追加 |
0 | 1を指定すると「"」で囲まれたText Optionの前後にスペースを表示する。 |
Angle | 0.0 | 文字列の角度をラジアンで指定する。 |
Percentual | 0 | 1を指定するとMeasure値を%値に変換する。 |
NumOfDecimals | 0 | 表示する小数点以下の桁数を指定する。 |
Scale | 1 | 単位換算に使う。指定した値で割られた値が表示される。1000.0と小数点まで指定したら小数点以下まで計算される。 |
AutoScale | 0 | 平たく言うと単位の自動換算。 0:無効 1:1024で換算 1k:1024で単位付き換算 2:1000で換算 2k:1000で単位付き換算 |
Inline Options
読んで字のごとく文字列の一部に適用するOption。この一連のOptionは最後に適用される。またD2Dを使う為、Rainmeter SectionにAccurateText=1が設定されていなければならない。
Option名 | defalt値 | 概要 |
---|---|---|
InlineSetting InlineSetting2 ... |
設定名とその値を指定する。InlineSetting=Size | 12詳細は後述。 |
|
InlinePattern InlinePattern2 ... |
InlineSettingNを適用する文字列を正規表現で指定する。キャプチャーが使われているならば適用範囲はキャプチャーの範囲のみ。使われていないならば該当する文字列全体。ORは普通に|、ANDは肯定先読みを使えとリファレンスには書いてあるが先読み後読みはちょっと使い方がややこしい。別途仕組みを用意した方が良かったんじゃ。 |
InlineSetting
setting名 | 引数 | 概要 |
---|---|---|
Face | FontName | フォント名を指定する。 |
Size | FontSize | フォントサイズを指定する。 |
Color | ColorCode | 色を指定する。 |
Weight | Number | 1-999の範囲で文字の太さを指定する。指定された値がフォントでサポートされていないならば最も近い物が使われる。以下は一般的な値
|
Case | 大文字小文字を指定する。有効な値は4つ
|
|
CharacterSpacing | Leading Trailing MinimumAdvanceWidth |
文字の前のスペースLeadingと文字の後ろのスペースTrailingの2つを正負の数字で指定する。InlineSetting=CharacterSpacing|2|2Minimum Advance Widthという引数もあるのだが詳細不明。なおどの値も*で省略する事が出来る。 |
Italic | 文字列をイタリック体にする。引数は必要ない。 | |
Oblique | 文字列を斜体にする。引数は必要ない。 | |
Underline | 文字列に下線を付ける。引数は必要ない。 | |
Strikethrough | 文字列を取り消し線を付ける。引数は必要ない。 | |
Shadow | X Offset Y Offset Blur Amount Color |
文字に影を付ける。引数の説明は不要だろうが一応 |
Stretch | Number | フォントの幅を操作する。有効な値は下記
|
Typography | code index |
Typographyなんてプログラマー的には耳慣れないがようは分数や下付き上付きのような特殊なフォント群とでも思えば良い。当たり前だが使う為にはまずフォントがサポートしている必要がある。少数のTypographyがindexを必要とする事に注意。種類が多いので詳細は公式を見る事InlineSetting=Typography|code |
GradientColor | Angle Color;Percentage Color;Percentage ... |
Angleはそのままグラデーションの角度で度で指定する。
InlineSetting=GradientColor|180|255,0,0,255 ; 0.0 |
None | InlineSettingを一切適用しない。通常!SetOptionコマンドで使われる。 |
MeterStyles
MeterStyle Optionを使って他のSectionのOptionを継承する事が出来る。MeterStyle Optionの値は「|」で複数指定する事も出来る。呼ぶ方を子Section、呼ばれる方を親Sectionとし親子に同じOptionが存在したとすると
- 親よりも子が優先となる。
- 親が複数呼ばれている時は後から呼ばれた方が優先となる。
しかし継承出来ないOptionもある。
- Meter Typeを指定するMeter Optionは継承出来ない。つまり必ず直接指定しなければならない。
- 親Sectionの更に親というのは許されていない。言い換えると2世代を超える継承というのは不可能。
親Sectionは必ずしもMeasureまたはMeter Sectionである必要はない。どちらでもない場合はMeterStyle Sectionとして取り扱われる。継承されたOptionで有効でないものは無視される。つまり親子でTypeが違っても別に構わない。
[MyFirstParent] Meter=String Text=I'm a parent! X=10 FontColor=255,0,0 FontFace=Segoe UI FontSize=15 AntiAlias=1 StringStyle=Bold [MySecondParent] StringStyle=Italic FontColor=0,255,0 [MyChild] Meter=String MeterStyle=MyFirstParent | MySecondParent FontColor=0,0,255