Wininitのエラー

イベントID 詳細 ソース
11 すべてのアプリケーションについてカスタム ダイナミック リンク ライブラリが読み込まれています… Wininit

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\WindowsのLoadAppInit_DLLs=1をLoadAppInit_DLLs=0にする。何だけどこの設定を書き換えるソフトは多いのか、変えてもすぐに元に戻ってる。害はないので無視した方が良い。
さてじゃあLoadAppInit_DLLsとやらは一体何なのかという事だが、これはAppInit_DLLsの挙動を指定するフラグ。AppInit_DLLsというのは指定された「全ての」DLLを読み込む。署名の有無は全く考慮されない。しかしMSはコード署名の強化に対応してWindows7ではこれをデフォルトで無効にしている。信頼された云々はこの辺を言っている。詳しくは Windows 7 および Windows Server 2008 R2 における AppInit_DLLs参照。しかしMSのURLは頻繁に変わるのでコピペしておく。

AppInit_DLLs インフラストラクチャによって読み込まれる DLL は、すべてコード署名されていることが推奨されます。Windows 7 オペレーティング システムでは、アプリケーションの互換性という観点から、指定されたすべての AppInit DLLs を読み込みます。しかし、マイクロソフトでは、すべてのアプリケーション開発者が各自の DLL にコード署名を行うことで、Windows の信頼性を向上し、今後のバージョンの Windows で予定されているコード署名の強化に備えておくことをお勧めします。レジストリ キー RequireSignedAppInit_DLLs によってこの動作が制御されますが、Windows 7 ではこのレジストリ キーの既定値を 0 に設定しています。